RECRUIT2026
- クロストーク
- 育児休業経験者
クロストーク
育児休業経験者 | 子育てパパ・ママの本音トーク
CROSS TALK CROSS TALK
クマヒラでは育児休業から復職し、子育てと仕事を両立する多くの社員が活躍しています。今回は育休経験者の営業、セールスエンジニア、管理部門の各職種の方が参加するクロストークを行いました。さまざまな地域からオンラインで参加し、周囲の環境や復職後の状況、これからのキャリアなど幅広くお話しいただきました。
F.T(2005年入社)
事業戦略本部(西日本文化財推進室)セールスエンジニア(文化財)/管理職
子ども:男の子 5ケ月
S.S(2011年入社)
中四国支社営業
子ども:女の子 4歳、男の子 2歳
K.N(2012年入社)
管理本部人事部
子ども:男の子 2歳
S.S(2014年入社)
九州支社営業
子ども:女の子 6歳、男の子 3歳
Question 1
現在の仕事内容を教えてください。
F.T
セールスエンジニアの文化財推進室で、全国の博物館や美術館に収蔵庫扉や展示ケースなどの設計・保存環境の計画をコーディネートしています。また、設計事務所や展示会社に対する設計協力も行っています。職場復帰後も、同様の業務を続けています。
K.N
人事部で私は主に社員の評価や人件費に関わる資料作りなど、会社の人に関わる資料作成を行っています。また、コンプライアンス室を兼任しているので、社内の相談事や意見を集めて社内環境の改善にも取り組んでいます。
S.S
中四国支社で営業として一般市場の代理店に対して、セキュリティシステムやオフィスソリューションの提案などを行っています。お客様は代理店がメインですが、大手企業や自治体も担当しています。
S.S
九州支社で営業をしており、主な得意先は金融機関です。現在は福岡市内中心に剛体製品やセキュリティ製品、空間プランニングの営業活動を行っています。お客様の窓口となり、社内の関連部署と協力しながら、提案、手配、納品、請求までの一連の業務をスムーズに遂行できるように調整しています。
育休中の過ごし方
Question 2
育休中はどのように過ごしていたか教えてください。
0歳児の育児は忙しい
S.S
1人目の時、主人が転勤になり広島に住み始めました。初めての広島生活で、子供とよくお出かけし、家事も楽しんでいました。保育園探しや帰省中には友人と会ったりして、充実した育休を過ごしました。2人目の時は忙しい毎日でしたが、上の子の保育園の送迎や家事、引っ越しもこなし、子供が昼寝する時間がほっと一息つける時間でした。
S.S
私も忙しかったですね、24時間365日体制で子育てをしていました。子供が寝ている時間にちょっとYouTubeを見たりして息抜きを楽しむぐらいでした。
K.N
私も同じような感じでした。0歳児の世話で、ミルクやおむつ替え、離乳食の準備に追われていて、気付けば一日が終わる毎日でした。夜はなかなか寝てくれず、子供が昼寝する時に一緒に寝る生活でした。でも、夫が夜中のミルクを一回担当してくれたので、全く寝られなかったわけではありません。ようやく夜通し寝るようになり、3回食が始まったかと思うと、もう復職の時期になっていました。
F.T
今年の6月から9月までの3ヶ月間、育休をいただきました。産後1ヶ月間は奥さんが大変そうだったので、夜間のミルクや買い出しを率先して行い、できるだけ休ませるよう心がけました。お客様へのサポートは引き継いでいたので、スムーズに育児ができたと思います。
S.S
育休中に取り組んだことや勉強したことはありますか?
F.T
慣れてきてからは、空いた時間を見つけて資格の勉強や犬の散歩をして、5キロくらい痩せました。
K.N
子供が寝るようになった頃、復帰に備え、ITパスポートの勉強を始めて、取得しました。復帰後にその勉強が役立つこととなり、本当に良かったと思います。
S.S
私は上の子の時にFP3級の資格を、下の子の時にITパスポートを取得しました。
周囲の理解
Question 3
育児休業について、社内やお客様など周りの理解や協力はありましたか?
F.T
男性で初めての長期育児休業でしたが、人事部や上司、部下、営業社員たちが協力的で、問題なく取れました。事前の準備期間もあったので、案件の引継ぎもスムーズでした。お客様の理解もありましたし、復帰後も良好な関係を続けています。
K.N
産休を取ると伝えた時、周りの理解で業務量の調整をしてくれました。復職と同時に営業から人事への異動で、新たな環境でも定時に退社できるように配慮してもらっています。保育園の送迎など夫の協力もあり、助かっています。夫婦の協力体制は大切だと実感しています。
S.S
地元勤務で親のサポートが受けられるので安心です。社内でも家庭の事情を理解してくれていて、急な仕事にも対応してくれます。社内イベントやバーベキューなどには、子連れで参加させてもらい楽しい時間を過ごしています。
S.S
上の子も、下の子もコロナ禍の中での妊娠期間だったので不安も多かったです。リモートワークの整備が整っていない時期でも、出社を免除してもらえました。皆が不安な時期に色々と気を配ってくれたことに感謝しています。
仕事と子育ての両立1
Question 4
仕事と子育てを両立する中で、今の働き方で何か工夫していることがあれば教えてください。
時間の意識
S.S
フルタイムで働いていて、仕事内容も妊娠前と変わりませんが、時間の意識が変わりました。なるべく定時で帰るために、先回りして必要なことをこなしています。時間の調整が難しい時は、夫と協力して仕事や家事のスケジュールを調整しています。
F.T
出来る限りの仕事をこなしていますが、奥さんも自分の持っているキャリアを休んで育児をしているので、一緒に育てるという意識を大切にしています。帰宅後の家事を率先して手伝い、たまには料理や離乳食作りもしています。
S.S
幅広く、というよりは、特定のお客様にとことん通わせていただいています。子どもの発熱など、突発的なお休みに備え、上司と仕事内容を共有して進捗をコントロールし、周りの負担を最小限に抑えるよう心がけています。
K.N
私は時差出勤をさせてもらっています。夕方から夜の30分は貴重で、延長保育料の負担も無くせたり、買い物の時間にあてたりして助かっています。定時に仕事を終えるために、スケジュールを重視しながらも、翌日に回せる仕事をうまく選別できるようにもなりました。
F.T
私は管理職ですが、仕事を一人で抱え込まないように気をつけています。若手社員にしっかりとOJTを行い、意識を持たせることを大切にしています。しっかりとしたフォロー体制を組んだ中で、若い社員に多くの経験や挑戦をしてもらうために仕事を振り分け、モチベーションを上げて働けるようにしています。遅くまで時間をかける仕事を極力精査し若い子たちに挑戦してもらうよう意識しています。
仕事と子育ての両立2
Question 5
仕事と子育ての両立で大変なことや、逆に楽しかったこと、喜びはどんなことですか?
社会との関わりも子どもの成長も楽しい
F.T
実際のところ、奥さんが育児を頑張ってくれているので、あまり大変な思いはしていません。ただ、出張帰りや深夜のミルクはやっぱり大変ですね。育休を取ったことで赤ちゃんとの時間が増え、仕事から帰ると子供が笑顔で迎えてくれるのが嬉しいです。奥さんとの会話も増え、育児がスムーズに進むようになりました。
K.N
子どもの意思を尊重したいけど、できない時が大変さを感じます。朝の登園前に滑り台で遊びたがる子供を我慢させたりするので、休みの日は子供ファーストで楽しい時間を過ごしています。楽しみは息子の成長を見る事で、保育園の連絡帳を読むのも喜びです。
S.S
保育園で子供が突然体調を崩して迎えに行かなければならない時です。仕事が立て込んでいる時は夫とのチームワークで乗り切っています。忙しいからこそ社会と関わりながら働けて充実していると感じます。育休中は子供だけに向き合っていましたが、今は社会との繋がりが楽しいです。
S.S
子どもの急な発熱など予想外の事も多くあり、仕事だけを優先できない時がある事に、まだ慣れない感じです。職場復帰後は無意識に、お母さんの自分と働いている自分を使い分けるのが面白いです。保育園に預けてからの通勤時間を利用して仕事モードに切り替えていますし、その時間を「自由時間」として楽しんでいます。
F.T
大変とは少し違うんですが、子育ての社内チャットがあるといいですよね。男性としては抱っこ用品など育児用品の選び方もわからないから、奥さんと選ぶ時にもアドバイスができない。
S.S
短い期間しか使用しないものはレンタルなどもありますから、どこで借りた、とかね。
F.T
そうですよね、後に社員旅行などで顔を合わせた時にも、「あの時の!」と会話も弾むし風通しに繋がりますよね。育児休業制度も男性社員が続いてくれると良いと思っています。
キャリアを考える
Question 6
将来どんなキャリアを歩んでいきたいと思っていますか?
経験が学び、軌跡がキャリア
S.S
出産育児を通して新しい発見をするように、変化から得られる学びは大きいです。得意先の変更や環境変化の中で試行錯誤しながら、自己成長に繋げています。変化を恐れずに、自らチャレンジをしていきたいです。
S.S
育休復帰して半年、頑張ってきたなと思います。目の前の仕事に一つずつ向き合って過ごしていきたいです。社会人になり14年、一つずつ経験を積み重ねてきました。この積み重ねた先にキャリアがあると感じています。産休・育休からの復職後の頑張っている事例として、後輩たちの模範になりたいです。悩んでいる人たちの参考になれれば嬉しいです。
K.N
私も似た考えです。本で、キャリアは目指していくものでなく、轍(わだち)軌跡であるという言葉を目にして共感しました。経験が自分を作る、出産育児もその一つです。仕事のトラブルや異動など、目の前のことに奮起して取り組んでいきたいです。いつか自分のキャリアとして語れるように、日々の経験を貴重なめぐり合わせだと感謝しながら進みたいです。
F.T
セールスエンジニア(専門営業部門)として付加価値を提供する役割を果たし続けていきます。市場からの期待に応え、お客様や営業担当から信頼されるよう、支援していきます。
育児に関しては、共働き世帯として子育てにしっかりと向き合っていきたいです。
育児に関しては、共働き世帯として子育てにしっかりと向き合っていきたいです。
就活生のかたへ
伝えたいこと
伝えたいこと
就職活動中の学生へ向けてのメッセージ
F.T
共働きが一般的になってきています。クマヒラも男性の育休取得に対して理解があります。育児は何にも代えがたい幸せなので、大事な時間を奥さんと共有してください。
K.N
今は売り手市場で、内定を複数持つ就活生も多いと思います。どの会社で働くかよりも、自分がどうありたいかをじっくり考えて決め、決めた事に責任を持って頑張ってください。
S.S
就職先選びは人生設計の重要な選択の一つです。仕事をしたいし、家庭も持ちたい、というのは当たり前の事になりました。安心して長く働ける会社を見つけてください。
S.S
就活期間は自己と向き合い、今後について真剣に考えるいい機会です。焦りや不安もあるかもしれませんが、その過程で新たな発見もあります。気負わずそのままの自分でいることが大切です。